今回の記事は、2020年プログラミング必修化についてです。
私の時代は、高校生の頃でもまともなパソコンの授業はありませんでした。
私自身、パソコンを初めて使ったのが Windows XP で本格的に使い始めたのが大学4回生という非常に時代遅れの人間でした。
ただ、本格的に使い始めたときに、なぜこんな便利なものを今まで使っていなかったんだと後悔したことを覚えています。
2020年プログラミング必修化について
2020年にプログラミング教育が小学校で必修化されます。
インターネットが普及し、デジタル化が急速に進み、もはや10年先の未来を予測するのが難しい昨今。
こんな時代に求められるのは、コンピュータを積極的に活用する力。
ということで今回のようなことになったみたいです。
ITリテラシー格差について
普段、生活していると ITリテラシー格差を感じることがわりとあります。
「こうすればもっと楽になるのにもったいないな」
「とりあえず試してみれば良いのに」
「なぜそんなところにこだわっているのだろうか」
最近、よく思うのですが、昔から教育されたことというのは、インターネットがなかった時代の話なので、成立しないこともあります。
例えば、石の上にも三年ということわざ。
小学生の頃とかに習った記憶がありますが、インターネットの世界では三年経つと全く変わっている可能性があります。
もちろん、このことわざ全てを否定するつもりはありませんが、我慢していても報われないこともあります。
普遍のものは存在しますし、古典的なことから学べることはたくさんあります。
しかし、インターネットの世界を知らない人間は自分が今まで経験してきた常識からは考えつかないことなので、損をしてしまうことにもなるのです。
小学生の子供を持つ親は具体的にどうすれば良いのか
小学生の子供を持つ親は具体的にどうすれば良いのかということですが。
プログラミング必修化の目的はプログラミングを習得することではなく、今の時代を生きていくために必要な力を身に付けることが本質だと考えています。
プログラミング的思考力というのは、算数や数学でも育てることはできると個人的には思っています。
私の時代の話ですが、高校数学だと集合と命題や場合の数はプログラミングに似ていると思います。
小学生でも難関中学を受験したような子は場合の数をやっているかもしれません。
まあ、親に無理矢理やらされて学習した場合、頭に入らないでしょうけど。
「自分の時代ではこれが常識だったからこうあるべきだ」
といった考えはなくして、なるべく広い視野で子供といっしょにパソコンやスマホ(タブレット)に接すると良いと思います。
最後に
いかがでしょうか。
私はプログラミングだけでなく、パソコンの世界(インターネット)のことを広く勉強することは大切なことだと考えています。
オープンソースという考え方は今までの製造業の考え方とは全く異なるものです。
もし、パソコンやインターネットの世界のことがあまりわかっていないのであれば、悪いことは言わないので、今からでも積極的に活用することをおすすめします。
固定観念にとらわれて、自分の経験しか信じないオヤジにならないように私も十分気を付けます。