音楽配信サービスである、Spotify(スポティファイ)のようなサービスをサブスクリプション方式と言います。
今回の記事はこのサブスクリプションについて細かく見ていきたいと思います。
サブスクリプションとは
サブスクリプションとは、ビジネスモデルの一つです。
利用者は商品を買い取るのではなく、商品を利用できる権利を借りて、利用した期間に応じて料金を支払うというものです。
Amazon Prime(アマゾンプライム)も Office 365 もサブスクリプションモデルです。
私もたくさん利用させてもらっています。
昔からあるモデルではありますが、インターネットと非常に相性の良いビジネスモデルだと思います。
サブスクリプションのメリット
多くの会社がサブスクリプション方式を導入するのは下記のようなメリットがあるからです。
- 安定した売上
- 初期費用を抑えることができる
- サービス利用を促進できる
例えば、1,000円/月 のサービスで契約しているユーザーが 100人いるなら、1,000円 × 100人 で毎月の売上の計算がシンプルになります。
かなりざっくりやってるので、実際にはもっと色々な要因を考察しなければいけませんが、売り切りの物販の場合、更に複雑化します。
そして、初期費用を抑えることができるというのもユーザーにとってはメリットです。
買うと 10万円するパソコンソフトでも、980円/月 で利用できるとしたら、必要なら使ってみたいと思いますよね。
アドビのフォトショップやイラストレーターは 10万円くらいするソフトでめちゃくちゃ高価でした。
その上、バージョンが上がったり、OS が進化していくと、何年後かにはソフトを買い替える必要があったわけです。
現在はサブスクリプション化され、定額で最新のサービスが使えるようになっています。
サブスクリプションのデメリット
サブスクリプション方式のデメリットです。
- 開始直後はユーザー数が少ない
- 常に新鮮なサービスを取り入れる必要がある
- リソースやコストがある程度必要
開始直後は当然、ユーザー数が少ないので、ある程度リソースやコストが必要になります。
そして、売って終わりではないので、常に新鮮なサービスを取り入れる必要があります。
以前、私はカーシェアリングを利用していた時期があり、当時は凄い便利だと感心していました。
しかし、一方で車内が汚いときがあったり、ガソリンがほとんど入っていないようなときもありました。
高級車も予約することができて、非常に素晴らしいサービスであるのですが、あるユーザーのモラルが低いために不快な思いをしてしまうこともあるわけです。
本当に世の中には色々な人がいますからね。
私が利用していたのは、5年前なので、今はもう改善されているのかもしれませんが。
このようにサービスによっては課題が多いものもあるかもしれません(カーシェアリングはインターネット関係ないですけど)。
所有することから利用することへの意識変化
現在は所有したいという意識よりもいかに使いやすいかということがサービスを選ぶ基準になっており、所有価値から利用価値へと価値意識が変化していると言えます。
スマホの普及と通信回線の高速化・安定化により、ユーザーを獲得できるインフラは昔よりもはるかに整っているわけです。
しかし、収入が減っていると言われていても、昔だとお金がかかっていたことが今だと簡単にできたりしますからね。
最後に
いかがでしょうか。
Spotify(スポティファイ)や Amazon Prime(アマゾンプライム)など。
個人的にサブスクリプションサービスを利用させてもらって、ふと色々思うことがあったので記事にしました。
注意点は複数のサービスを契約しすぎると料金が高くなることです。
そこは気をつけましょう。