※この記事は「2021年4月1日」に更新しました。
数学のグラフを描画するのって大変ですよね。
1次関数や 2次関数、3次関数くらいなら形が決まってるんでなんてことないでしょうけど。
なんか手軽な方法はないかと調べていたら、Desmosというサイトの評判が良いみたいなので、実際に試してみました。
Desmosとは
Desmos とは、方程式を入力するとそれをグラフ化してくれるサイトです。
ブラウザ上で一瞬でグラフを描いてくれるので、インストール不要で簡単に使うことができます。
スマホ版アプリもあります(iOS および アンドロイド)。
Desmos 公式サイト
https://www.desmos.com
Desmos の簡単な使い方
まずは、Desmos 公式サイトへアクセスします。
説明が英語で書かれていますが、操作が直観的なのでむずかしくありません。
グラフ計算機 というバナーをクリックします。
関数を入力します。
例えば、\(f(x) = x^2\) という関数を入力します。
すると下に凸のグラフが描画されました。
+マークでアイテムを追加することができます。
次に、\(f(x) = (x-1)^2 + 1\) という関数を入力します。
先程の関数を平行移動させたものです。
このように 2つのグラフを見比べることもできます。
便利ですよね。
グラフを動かすことができる
今度は、2次関数の基本形、\(f(x) = a(x-p)^2 + q\) の \(a、p、q\) の値の変化でどのように動くのか見ていきましょう。
ただし、いっぺんに動かすと何が何だかわからないと思うので、一つずつ動かしてみましょう。
\(a\) を動かしてみます。
\(a\) が負の値になると、上に凸のグラフに変化しました。
\(p、q\) の値を変化させた結果はここでは省きますが、気になる人は触ってみて下さい(既にご存知でしょうが)。
こんな感じで動かせば、楽しく 2次関数の勉強ができるわけです。
2次関数が嫌いな高校生も興味を持ってくれるかもしれません。
変域の設定もできる
Desmos は、変域の設定もできます。
ステップを変更することもでき、どのくらいの間隔で見ていくかも設定可能というわけです。
ちなみに上の 2次関数の例でも変域とステップを変更しています。
最後に
いかがでしょうか。
ここでは紹介しませんでしたが、かなり本格的な関数も扱えるので大学でも使えると思います。
注意点は遊びすぎて、本質的なところを忘れてしまうところですね。
数学が好きな人はスマホやパソコンで遊べますよ。