今回の記事は、おそらく誰もが考えたことがあるであろう、仕事の自動化について。
特にプログラマーの方は、自動化大好きだと思います。
しかし、プログラミングに関わらず、広い視点で仕事の自動化について、語っていきたいと思います。
仕事の自動化
仕事の自動化は、自分がやらなくても良いことを機械あるいは他の人に任せて、なるべく自分の時間をつくることが目的です。
一般企業でも上の立場になってくるとこの能力が求められます(他の人に任せるということ)。
ただし、自動化には時間がかかります。
人に任せる場合についても、仕事をしてもらえるように育てる必要があるわけです。
途中で退職する可能性もあるので、万が一辞めても仕事が回るような仕組みをつくる必要もあります。
ブログや YouTube で収益を得ることも仕事の自動化に近いと思っています。
なぜなら、一度アップロードした記事や動画はずっとインターネット上に残るからです(本人が消したりサービスが終了しない限り)。
ただ、これも安定した収益を得ようと思うと、なかなか大変だということがわかります。
一人で働くには限界がある
例えば、時給1,500円の人が160時間働いたら、240,000円もらえることになります。
1日は24時間なので、1ヶ月を時間に換算すると以下の通りです(30日として計算)。
24 × 30 = 720 時間
睡眠時間を1日6時間と仮定すると、1ヶ月の睡眠時間は以下の通りです。
6 × 30 = 180 時間
睡眠時間と働く時間を差し引いてみましょう。
720 - 160 - 180 = 380 時間
当たり前ですが、半分近く時間がなくなりました。
他にも通勤時間、身支度をする時間、食事をする時間、洗濯をする時間、掃除をする時間など。
これらを差し引いていくと時間がいかに貴重であるかということがわかると思います。
160時間というのも少なめに見積もっているので、実際はこれよりも働いている人の方が多いと思います。
ただ、この時間を使わないで、収益を出せるようになるとどうなるでしょう。
自分の生活が楽になるわけです。
給料が 240,000円でも、副収入で 60,000円あれば、300,000円になります。
60,000円なんてと思うかもしれませんが、自分の時間をほとんど使わないでこの収益が出るようになれば、相当な価値になるのです。
基本的に給料が高い仕事で楽な仕事は存在しません。
というか給料が安くても楽な仕事が最近はないくらいです。
スピードアップには限界があります。
機械も人間も負荷がかかって、一時的に働くことができなくなることも考えられます。
ある程度、仕事に慣れてきたら、以下のように考えることが大切です。
「人や機械に任せることができないか」
「本当に必要な仕事なのか」
意識して実行することで、自分の時間を有効に使うことができるわけです。
自動化をすることは決して簡単なことではない
自動化をすることは決して簡単なことではありません。
冒頭にも説明しましたが、自動化するには時間がかかります。
当然ですが、自分で経験していないことを自動化するほど危険なことはないと思っています。
なぜなら、リスクを想定することができないからです。
経験に勝るものはありません。
昔の人が経験したこと、知恵というのは今でも通じるものがあります。
もちろん時代が違うので使えないものもあります。
その判断はどこでするのかというとやはり経験した自分自身なのです。
最後に
いかがでしょうか。
この記事を書いていて、この業界(IT企業)は一生勉強という新入社員のときに言われた言葉を思い出しました。
私は、IT企業に限らず、一生勉強しない人間はおとろえていく一方だと思っています。
現状維持すら難しくなるでしょう。
仕事の自動化も維持することはやってみると大変だということがわかります。
世の中そんなに甘くないということです。