ギャンブル漫画、カイジシリーズの魅力

カイジ

仕事が忙しかったり、プライベートも忙しかったり。

でも充実していない。

そんなときにふと見た漫画がこのカイジだったんですが。

私の人生の中で印象に残る漫画としてかなり上位にランクインする作品だったので。

今回、このカイジについて紹介します。

ちなみに私は一切ギャンブルをしません。



カイジとは

福本伸行先生による青年漫画。

物語としては、自堕落な生活をしている伊藤開司(カイジ)が友人の保証人になり。

多額の負債を抱えることになったことがきっかけで様々なギャンブルに挑戦していくというもの。

シリーズで分かれていて、似たタイトルが多いですが。

順番としては上から連載の早い順に。

  • 賭博黙示録カイジ
  • 賭博破戒録カイジ
  • 賭博堕天録カイジ
  • 賭博堕天録カイジ 和也編
  • 賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編
  • 賭博堕天録カイジ 24億脱出編

となります。

福本先生は、大衆目線で描くのが上手で。

そこが私を含めて、みんなから愛されている理由なのではないかと思っています。

特徴的な名言の数々

カイジと言えば、特徴的なセリフ回し(名言)。

殴ってどうなるっ…!?

発散してどうするっ…!?

殴りつけ…

怒鳴り散らしても…

何も変わらないっ…!

変わらないんだっ…!

俺たちが負け組であることに…!

いつも…

いつもいつも…!

オレたちは誰かに踊らされて終わりだ…!

いつも…!

学べよっ…!

もうっ…!

<以下略>

これは、カイジが地下の強制労働施設で班長がギャンブルで不正をしていたことに気付いたときのセリフ。

カイジは、その班長に全財産まで奪われて借金まですることになります。

1ヶ月、週休1日で重労働に耐えて、91,000ペリカ(9,100円)。

そんな少ない給料すらも奪われて借金までしていたときのセリフがこれ。

しかし、カイジの凄いところは、そこでは怒りを抑え、次の決戦に備え、万全な準備をして、班長から何倍ものお金を奪い返します。

こんなシーン、仮にブラック企業に勤めている社員が見たら、涙が出ます(笑)

感心したのが班長につくりこまれたルールで生活をしているという強制労働施設の人たちという設定。

ここまでひどい設定はなかなかないですが。

結局ルールができているということは、そのルールを守ってもらわないと困るからつくられるわけですが。

ルールをつくる人も完璧ではないので(人間なんで)。

本質を見ていないととんでもないルールに従っているということも珍しくないと思います。

まあここの班長は完全に自分たちだけ得するシステムをつくりあげているわけですが。

そしてスッキリするのが、カイジが綿密に計画を立てて、班長を退治するというところ。



自分の力で運命を切り開くカイジ

カイジ

カイジの凄いところは、自分の力で運を引き寄せて勝つところです。

漫画の中で出てくるキャラの中にはどうしようもないのもいて。

周りの環境を恨んだり、人のせいにしたり。

しかし、カイジは一味違います。

カイジは人生の波が激しいので当然大負けするときもあるのですが。

カイジが勝つときは運ではなく論理(ロジック)で勝ちます。

そしてやれることをやりつくした人に運はやってくる。

人事を尽くして天命を待つ。

ということです。

最後に

いかがでしょうか。

最近、改めて読んでみたんですが。

当時の思い出もよみがえり、なつかしい気持ちでいっぱいになりました。

本当によくできた漫画なので読んだことがない方はおすすめです。

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