もう5年以上はプログラミングから離れた生活をしているのですが。
今回の記事は。
そんな私がそれでも UNIX の良いところというのを書き出してみることにしました。
タイトルから自分のハードルを下げてますが、温かい目で見て下さい。
そもそも UNIX とは
UNIX というのは パソコンの OS(基本ソフト)の一つです。
私は UNIX という言葉を聞くと「基礎」という言葉の重みや大切さを感じます。
非常に昔からある OS です。
どのくらい昔かと言うと誕生したのが1969年です。
私はまだ生まれていません。
UNIX の特徴
歴史のある OS なので、派生したものなど様々なんですが。
代表的な特徴を書いていきたいと思います。
マルチタスク、マルチユーザー
もはや当たり前と思われるかもしれませんが、この頃からこういう概念はあったのです。
ちなみに MS-DOS は、シングルタスクです。
わかりやすいファイルシステム
MS-DOS や Windows などの主要な OS はほとんど UNIX のファイルシステムをベースに開発されています。
それだけ洗練されたファイルシステムということです。
ファイルを格納するためにディレクトリー(Windows だとフォルダ)があり、階層構造を取り入れています。
ネットワークのサポート
これも当たり前と思うかもしれませんが。
UNIX は、昔から標準でネットワーク機能がサポートされていました。
強力なシェル
UNIX は、ユーザーが命令したコマンドは OS に渡される前にシェルというプログラムを通過します。
もしシェルがなければ、ユーザーは UNIX に命令を出すときに非常に難しい方法を取る必要があります。
Linux と UNIX の違い
Linux もソフト開発をする人なら良く聞く単語であると思うのですが。
Linux は UNIX から生まれたものです。
1991年にフィンランドのリーナス・トーバルズ氏によって開発された、UNIX 互換の OSです。
GPL というライセンスに基づいて、誰でも自由に改変・再配布することができるのが特徴。
オープンソースという考え方
ソースコードというのは人間がコンピュータの動作を記述したもので、ソフトを開発する基盤となるものです。
もしこの部分が公開されていたら。
例えば、あるソフトに不具合があったとき。
自分たちで修正できる可能性があるわけです。
そして新しい機能の追加も自由に行えます。
最後に
このオープンソースという考え方は、革命的なことであるように思えます。
製造業で、設計し、開発し、物流を確保し、物を売って利益を得るという文化からは考えられないと思います。
(UNIXやLinuxに限らず)今後どうなっていくか楽しみです。
世の中は色々なことに縛られているのだなと実感します(それは守られているとも言えますが)。