今回は、LANケーブルの話。
LANケーブルには ストレートケーブル というものと クロスケーブル というものがあります。
昔は使い分けが必要だったのですが。
現在の機器ではほとんど ストレートケーブル を使うことが多いです。
ストレートケーブル
ルーター と パソコン の接続。
ハブ と パソコン の接続。
このような接続であれば ストレートケーブル です。
見分け方は ケーブルの両端 の 線の色の配置 が同じであれば。
ストレートケーブル です。
クロスケーブル
もう今となっては パソコン同士を接続する 以外。
使わなくなってしまいました。
昔は、ハブ同士を接続するときも使ってましたが。
最近のハブ間接続は AUTO-MDIX と呼ばれる「極性自動判別機能」があるので。
もはや、ストレートケーブルでほぼ問題ないでしょう。
メリットは少し安いくらい。
ケーブルの両端 の 線の色の配置 が異なれば。
クロスケーブルです。
カテゴリーについて
5e とか 6 とかあるんですが。
今なら 6 以降を選んでおけば良いかと思います。
5e でも環境によっては良いかも。
5e 以降であれば、転送速度が 1Gbps に対応しています。
5 は光回線の時代としては、あまりオススメしません。
ちなみに 5e と 6 の違いは。
1000BASE-TX という規格に対応しているかどうか。
現在主流なのが 1000BASE-T と呼ばれる方式で。
2本1ペア で 250Mbps(4組で1Gbps)を双方向通信する規格です。
これに対して 1000BASE-TX と呼ばれる方式は。
4本2ペア で 500Mbps(2組で1Gbps)を通信する規格。
送信と受信の役割が決まっているところが異なる点です。
当然 6 であれば 1000BASE-T にも対応しています。