パソコンの部品に CPU(中央演算処理装置)というのがあります。
ほとんどの方がご存知だとは思うのですが。
パソコンの部品のなかでは一番重要だといっても過言ではない。
しかし、どんな CPU を選べば安心なのかがわからない。
今回の記事は、シェアの多い、インテル社の CPU について。
細かく見ていきましょう。
インテル社の CPU の特徴
インテルコアプロセッサーは、およそですが。
1年に1回くらい、新しい CPU が開発されています。
基本的なところで言うと。
Celeron(セレロン) < Pentium(ペンティアム) < Core i3 < Core i5 < Core i7 < Core i9
という図式になるのですが(Core i9 が一番速い)。
よく基本と言われる CPU が Core i3 です。
インターネット、ブログ更新、Office(Word・Excel・PowerPoint)程度なら問題なく使えると言われているものですね。
あと世代というものがあって。
例えば Core i5 でも7年くらい前に買ったパソコンと最新のパソコンでは仮に同じ状態だったとしても性能は全然違うのです。
ちなみに世代はどこでわかるかということなんですが。
Core i5-7200U であれば、7000番台ということで第7世代とわかります。
あと末尾のアルファベットも意味があって。
この場合 U は 省電力タイプ の意味になります。
第7世代のCPUは 2コアと 4コアがあり、この場合は 2コアになるのです。
他に同じ第7世代であれば、末尾のアルファベットが HQ であれば 4コアになります。
あと、モバイル系のノートパソコンだと CPU で Core i5-7Y54 というのもあります。
これは Yシリーズ というやつで消費電力に特化しているものと捉えてもらえれば良いかと思います。
最近は第8世代まで開発されています。
まずは CPU で迷った場合は、この世代を意識してください。
コア数とスレッド数について
CPU の性能を左右するのがコア数とスレッド数です。
コア数は、実際に処理を行うコアがいくつ入っているかを示しています。
スレッド数というのは、1つの CPU で同時にいくつの処理を行えるのか示したものです。
ハイパースレッディング(HT)という技術を搭載した CPU なら、1つのコアで2つの処理を行うことが可能です。
クロック周波数について
CPU には、クロック周波数という処理速度の目安になるものがあるのですが。
高い方が性能が良いとされているのですが。
メーカーや種類が異なると、そもそも設計が異なるので。
比較が難しいのです。
基本的にはあまり気にしなくても良いかと思います。
一番重要な部分であるが、それだけで選ぶべきではない
CPU(中央演算処理装置)を見ると、どんなユーザーを想定したパソコンかというのは、ある程度分かるかと思うのですが。
それだけで選ぶというのはもったいないと思います。
例えば、NEC のノートパソコンで Lavie Hybrid ZERO(ハイブリッドゼロ)というシリーズがあるんですが。
下記のモデル。
NEC PC-HZ550GAB LAVIE Hybrid ZERO 新品価格 |
なんとキーボードもついてるにも関わらず、約831g(メーカーサイト)という驚異的な軽さ。
薄くて持ち運びもしやすくて非常に使いやすいです。
価格はなかなかするんですが。
外出先で頻繁に使うような人には非常に価値のある製品だと思います。
他にも Apple(アップル) の Macbook Air もそうですよね。
アップル 13.3インチ MacBook Air(1.8GHz Dual Core i5 / 8GB / 256GB) MQD42J/A 新品価格 |
実は現行の Macbook Air は Core i5 が搭載されているのですが。
最新の Core i5 が搭載されているわけではありません。
しかし、Apple製品は、ソフトとハードのバランスが優れた素晴らしい製品です。
そうは言っても CPU(中央演算処理装置)が重要な部品であることは理解しておきましょう。