XAMPPでLaravel環境構築

フレームワーク

※この記事は「2021年4月20日」に更新しました。

今回の記事は、PHP のフレームワークである Laravel(ララベル)について。

今まで、XAMPP(ザンプ)を使ってきたので、Laravel も XAMPP で環境構築していこうと思います。

ちなみに OS は、Windows 10 です。

ぱそた
SE、Web制作、販売を経験した管理人が解説します。



Laravel とは

Laravel は、PHP の Webフレームワークです。

現在、非常に人気があり、簡単な Webアプリケーションをある程度のところまで自動生成してくれます。

2012年にリリースされ、PHPフレームワークの中では比較的若いですが、ここ数年で着実に PHP の世界で浸透し、広がってきました。

他にも、下記のような特徴があります。

  • 読みやすく書きやすいコード
  • 簡単に学べる
  • MVC(Model View Controller)フレームワーク

MVC は、アプリケーションフレームワークとしては、広く使われているアーキテクチャです。

他に Blade というテンプレートエンジンを搭載しており、複雑なデザインもわかりやすく、すっきり書くことができます。

Webフレームワークとは

Webフレームワークとは、Webアプリケーションの開発をサポートするために設計されたものです。

ライブラリの集まりのようなもので、汎用性の高いものを再利用可能な形で、まとめたようなものです。

フレームワークを使うことで、通常であれば時間がかかるような開発を、大幅に短縮させることも可能です。

PHP を学習していない方へ

もし、PHP を学習していないようであれば、下記記事から、順番に学習していただくことをおすすめします。

パソコン

PHPについて

2018年8月21日

他にも、ドットインストールや Progate などの学習サイトでも勉強できます。

もちろん、参考書でも構いません。

XAMPP をインストールする

まずは、XAMPP をインストールします。

すでにインストールしている方は必要ありません。

XAMPP のインストールに関しては、下記記事が参考になるかと思います。

タイピング

XAMPPで開発環境を構築する

2018年8月22日

Composer をインストールする

Laravel をインストールするためには、Composer という PHP のパッケージ管理ツールが必要です。

まずは、公式サイトへアクセスします。

Composer(公式サイト)
https://getcomposer.org/

Download をクリックします。

Composer

Composer-Setup.exe という実行ファイルのリンクがあるので、そちらからダウンロードします。

基本的に画面の指示に従うだけで、特に変更するところは個人的にはありませんでした。

Composer Composer

プロキシサーバーの設定も個人でやる分には必要なさそうです。

Composer

下記のような画面が表示されれば、Composer のインストールは終了です。

Composer

コマンドプロンプトで composer と入力して実行してみましょう。

下記のような画面が表示されるはずです。

Composer

Laravel をインストールする

Laravel をインストールします。

まずは、コマンドプロンプトを起動します。

下記コマンドを実行します(Cドライブ直下にxamppフォルダがある場合)。

cd C:\xampp\htdocs

次に下記コマンドで Laravel のプロジェクトを作成します。

composer create-project --prefer-dist laravel/laravel laravel

これは、htdocs に laravelフォルダを作成し、laravel というプロジェクトを作成するという意味です。

インストールには少々時間がかかるので終了するまで待ちましょう。

Laravel のデモページを表示してみる

インストールが終わったら、Laravel のデモページを表示させてみます。

XAMPP で Apache を起動させます。

次にブラウザに、以下の URL を打ち込みます。

http://localhost/laravel/public

Laravel のデモページが表示されるはずです。

Laravel

最後に

いかがでしょうか。

やはり、XAMPP がお手軽なので、Laravel 環境も構築してしまいました。

さらっと紹介しましたが、開発手順としては、プロジェクトを作成して、必要なコードを書いて(プログラミング)、サーバーで実行して、デプロイするというのが、ざっくりとした流れになります。

次回からは、Laravel講座として記事を更新していきます。

第1回目は、フォルダ階層についてです。

Laravel講座

【Laravel講座】フォルダ階層

2019年6月7日

まだまだ勉強中なので、これから色々試していきたいと思います。