【Laravel講座】ルーティング

ルーティング

※この記事は「2021年4月15日」に更新しました。

Laravel(ララベル)講座です。

前回は、Laravel のフォルダ階層について紹介しました。

Laravel講座

【Laravel講座】フォルダ階層

2019年6月7日

今回は、ルーティングについてです。

ぱそた
SE、Web制作、販売を経験した管理人が解説します。



ルーティングとは

ルーティングは、アクセスを設定している情報を管理する機能です。

一般的な Webサイトだと、Webサーバーの公開フォルダにファイルを用意すると、そのままアクセスできます。

しかし、Laravel のようなフレームワークを使っている場合、ルーティングという処理が必要になります。

特定のアドレスにアクセスすると、そのアドレスに割り当てられたプログラムが実行され、それに必要な処理や画面表示などがつくられます。

routes フォルダ

ルーティングに関しては、routes フォルダの中にある web.php に記述していきます。

web.php に以下のような記述があるかと思います。

Route::get('/', function () {
    return view('welcome');
});

Routeクラスの get というメソッドを使って、設定されています。

トップページ(/)にアクセスしたときに view(‘welcome’)メソッドの戻り値を返すことを示しています。

そして、このメソッドは resouces\viewsフォルダ内の welcome.blade.php というテンプレートファイルを返すことを表しています。

Route::get(アドレス, 関数など);

第1引数にアドレス、第2引数には呼び出される処理を記述します。

今回の例だと、第2引数に関数を指定していますが、コントローラと呼ばれるものを指定することもあります。

ちなみに get の他にも post や put なんかもあります。

また、コントローラや view も介さず、文字列を返すだけの処理も可能です。

試しに、次のコードを web.php に追加します。

Route::get('demo/str', function () {
    return 'Laravel Routing';
});

そして、下記アドレスへアクセスします(XAMPP で Apache を忘れずに起動させましょう)。

localhost/laravel/public/demo/str

すると、下記のように表示されるはずです。

ルーティング

welcome.blade.php について

welcome.blade.php の中を見てみると、Laravel のデモページのソースコードが記述されていることがわかります。

これは、Blade というテンプレートエンジンを使って書かれたものです。

詳しくは、以下の記事で紹介しています。

ViewとBlade

【Laravel講座】ViewとBlade

2019年6月16日

最後に

いかがでしょうか。

次回は、コントローラについてです。

コントローラへのルーティングも今回説明していないので、まとめて紹介する予定です。

しかし、想像していたよりもできることが多すぎて、どう記事を書いていこうか迷っています。

とにかく私自身、基礎ができていないので、地道にやっていきます。