※この記事は「2021年4月15日」に更新しました。
Laravel(ララベル)講座です。
前回は、Laravel のフォルダ階層について紹介しました。
今回は、ルーティングについてです。
ルーティングとは
ルーティングは、アクセスを設定している情報を管理する機能です。
一般的な Webサイトだと、Webサーバーの公開フォルダにファイルを用意すると、そのままアクセスできます。
しかし、Laravel のようなフレームワークを使っている場合、ルーティングという処理が必要になります。
特定のアドレスにアクセスすると、そのアドレスに割り当てられたプログラムが実行され、それに必要な処理や画面表示などがつくられます。
routes フォルダ
ルーティングに関しては、routes フォルダの中にある web.php に記述していきます。
web.php に以下のような記述があるかと思います。
Route::get('/', function () { return view('welcome'); });
Routeクラスの get というメソッドを使って、設定されています。
トップページ(/)にアクセスしたときに view(‘welcome’)メソッドの戻り値を返すことを示しています。
そして、このメソッドは resouces\viewsフォルダ内の welcome.blade.php というテンプレートファイルを返すことを表しています。
Route::get(アドレス, 関数など);
第1引数にアドレス、第2引数には呼び出される処理を記述します。
今回の例だと、第2引数に関数を指定していますが、コントローラと呼ばれるものを指定することもあります。
ちなみに get の他にも post や put なんかもあります。
また、コントローラや view も介さず、文字列を返すだけの処理も可能です。
試しに、次のコードを web.php に追加します。
Route::get('demo/str', function () { return 'Laravel Routing'; });
そして、下記アドレスへアクセスします(XAMPP で Apache を忘れずに起動させましょう)。
localhost/laravel/public/demo/str
すると、下記のように表示されるはずです。
welcome.blade.php について
welcome.blade.php の中を見てみると、Laravel のデモページのソースコードが記述されていることがわかります。
これは、Blade というテンプレートエンジンを使って書かれたものです。
詳しくは、以下の記事で紹介しています。
最後に
いかがでしょうか。
次回は、コントローラについてです。
コントローラへのルーティングも今回説明していないので、まとめて紹介する予定です。
しかし、想像していたよりもできることが多すぎて、どう記事を書いていこうか迷っています。
とにかく私自身、基礎ができていないので、地道にやっていきます。