今回の記事は、無線LANルーターの価格と速度についてです。
無線LANルーターはおそらくほとんどの家庭で利用されているかと思うのですが。
どのくらいの価格のものを利用されているでしょうか。
10,000円以上の機種を使っているという方もいるでしょうし。
つながれば良いでしょうと3,000円の激安機種を使っている方もいると思います。
今回は私の自宅で5年ほど前の無線LANルーター(5,000円程度)と本日購入したもの(10,000円以上)を実際に速度測定をして。
どのくらい違うものなのか実験しました。
同じメーカーの方がわかりやすいので、NECを今回も購入しました。
無線LANルーターの性能比較
それでは仕様について、ざっくり比較しましょう。
まず5年ほど前の機種、PA-WG300HPについてです。
2.4GHz帯のみでn規格300Mbpsタイプの内蔵アンテナ2本モデルです。
そして本日購入した機種が、PA-WG2600HP3です。
正直、もう少しランクを落としても良かったのですが。
どうせ買うならということで奮発しました。
2.4GHzと5GHz、両方使えるのはもちろん、1733Mbps+800Mbpsの内蔵アンテナ4本モデル。
ビームフォーミングあり、オートチャネルセレクトあり、バンドステアリングあり。
IPv6対応機種。
測定方法
測定は SPEEDTEST(スピードテスト)というサイトを利用します。
ちなみに下記は自宅で使っているネット回線を以前測定したときの記事です。
無線と有線で無線の速度が落ちるということを数字で説明しました。
今回もノートパソコンで測定するので、ビームフォーミングなどの技術は関係ありません。
自宅の固定回線は光回線でマンションですが、VDSL方式ではありません。
まずは2.4GHz帯で比較し、新製品は5GHzも測定したいと思います。
測定結果と感想
測定結果です。
まずは、PA-WG300HPのとき。
続いて、PA-WG2600HP3です。
2.4GHz帯です。
続いて、5GHz帯です。
ac規格で4ストリームはやはり速いですね。
2.4GHz帯だとそれほど変わっていませんね(PINGは上がってしまってますが)。
私の使用環境はマンションで無線LANルーターの親機もドア1枚はさんだところくらいにあるので、そこまで離れていません。
現在の技術だとほとんどの方が 5GHz帯(ac規格)で接続した方が速いと思います。
ただ使用環境によりこの辺りは変わってくるので注意が必要です。
驚異的なのが、26.33Mbps(下り)が 94.03Mbps(下り)までアップしたところです。
測定した時間帯が21時頃だったのですが。
以前測定したときは、36.06Mbpsでした(時間帯は忘れました)。
なので誤差があるにしても、94.03Mbps(下り)は本当に凄いです。
体感的にもかなり快適なので、購入して正解でした。
最後に
いかがでしょうか。
5年前なのでまだ使えるんですが、どれほど数値として違うのかが知りたくて、今回このような実験をしました。
無線LANルーターというのは技術的な部分は説明できても、速度の速い遅いは様々な要因で変動するので。
なかなか難しいです。
まあ高い製品を買えば、間違いないのはわかっていただけるかとは思うのですが。
無線LANルーターにお金をかけたくないという人もなかにはいるでしょう。
勘違いをしないでいただきたいのが、私と同じ機種を買ったから同じ結果が出るというわけではありません。
なぜなら固定回線のスピードや建物のつくりにも速度は依存するからです。
固定回線のスピードが遅い場合はそれに合った無線LANルーターというものがあります。
今回購入した機種も私の環境だと少々オーバースペック気味かも(利用場所が親機から割と近いので)。
ただ一つの目安にはなるかと思うので、参考にしていただけたら幸いです。
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