レンタルサーバーには色々な種類があって、全くの初心者は何を選んだらわからない。
特に最近はクラウド型レンタルサーバーなるサービスが提供されて迷っている。
そんな方も少なくないと思います。
今回はそのクラウドホスティングサービスについて説明します。
クラウドホスティングサービスとは
クラウドホスティングサービスは、利用規模に応じて、リソースを柔軟に変更できるような環境です。
イメージとしては仮想的に専用サーバーを複数作成するような感じです。
つまり従来のレンタルサーバー(共用サーバー)と違って、プラン変更によるスペック増強がしやすいというわけです。
共用サーバーと専用サーバー
従来のレンタルサーバーには、共用サーバーと専用サーバーがあります。
共用サーバーは、一つのサーバーを複数ユーザーで共用するということです。
メリットは、共用している分料金が安くて済むということです。
デメリットは、ユーザー数が多いと速度が落ちやすいということです。
個人で使う場合、ほとんどの方が共用サーバーを使います。
それに対して、専用サーバーは、一つのサーバーを自分だけ利用します。
メリットは、他のユーザーが使っていない分、負荷が少ないので、速度も当然速いです。
デメリットは、料金が高いことです(本当に高いですよ)。
WordPress利用者はクラウド型レンタルサーバーがおすすめ
最近は、WordPressを使ったブログ制作がほとんどです。
こういった動的なサイトの場合、どうしてもサーバーのスペックがある程度必要になります。
しかし、続くかどうかわからないような状態で高い料金を払うのは抵抗があるという方もいるでしょう。
だからといって共用サーバーの安いプランを契約してしまうとサイトが成長した段階で移転作業を行う必要が出てきます。
サーバーの移転作業というのは初心者には面倒なものです。
まともにやると下記のような作業を行うことになります。
もちろんサーバーによっては簡単移行というツールが用意されている場合もありますが、複雑なものを簡単にするということは落とし穴もあるわけで、全てのケースで上手くいくとは限らないのです。
クラウド型レンタルサーバーならプラン変更によるリソースの増強ができるものが多いので。
サイトの規模が小さい内は安いプランで契約しておいて、成長に合わせて高いプランへ移行していくということも比較的容易なはずです。
最後に
いかがでしょうか。
エックスサーバーくらいのレンタルサーバーを借りておけば、個人で使う分にはまず問題ないと思います。
ただし、共用サーバーなので、スペックの増強は基本的にできません(高性能ではあります)。
ちなみに、私は去年、ロリポップからエックスサーバーに変更したばかりで満足しているので、当分変更するつもりはありません(追加で借りる可能性はありますが)。
しかし、今からブログを始めたいという方は、今回紹介したクラウド型レンタルサーバーも選択肢に入れておくと良いかと思います。