【JavaScript講座】配列の操作

配列の操作

前回は、継承(インヘリタンス)について紹介しました。

継承とは

【JavaScript講座】継承とは

2019年8月16日

今回は、配列の操作についてです。



配列の操作

配列の操作について学習します。

データ(要素)を追加、削除する方法を紹介していきます。

先頭にデータを追加する方法

先頭にデータ(要素)を追加する場合、unshift というメソッドを使います。

例えば、arr という配列があった場合。

arr.unshift(先頭に追加したい要素);

としてあげれば、データを追加することができます。

末尾にデータを追加する方法

末尾にデータ(要素)を追加する場合、push というメソッドを使います。

先程と同じく、arr という配列を使います。

arr.push(末尾に追加したい要素);

こうすることで、データを追加することができます。

先頭のデータを削除する方法

先頭のデータを削除する場合、shift というメソッドを使います。

先程と同じく、arr という配列を使います。

arr.shift();

これで、先頭のデータを削除することができます。

末尾のデータを削除する方法

末尾のデータを削除する場合、pop というメソッドを使います。

先程と同じく、arr という配列を使います。

arr.pop();

これで、末尾のデータを削除することができます。

途中にデータを追加、削除する方法

途中にデータを追加、削除する場合、splice というメソッドを使います。

先程と同じく、arr という配列を使いましょう。

arr.splice(変更する開始位置の添字, 取り除く要素の数, 追加する要素)

ちょっとわかりにくいのでサンプルコードで詳しく解説していきます。

サンプルコード

それでは、今までの内容を理解するためにコーディングしてみます。

先頭と末尾にデータを追加するサンプルコード

先頭と末尾にデータを追加するサンプルコードです。

// 変数に配列を代入
const arr = [1, 2, 4, 8, 16];

// 先頭と末尾に要素を追加
arr.unshift(256);
arr.push(64, 128);

// 確認
console.log(arr);

結果は以下の通りです。

配列の操作

先頭と末尾のデータを削除するサンプルコード

先頭と末尾のデータを削除するサンプルコードです。

// 変数に配列を代入
const arr = [256, 1, 2, 4, 8, 16, 64, 128];

// 先頭と末尾の要素を削除
arr.shift();
arr.pop();

// 確認
console.log(arr);

結果は以下の通りです。

配列の操作

途中のデータを追加および削除するサンプルコード

途中のデータを追加および削除するサンプルコードです。

// 変数に配列を代入
const arr = [1, 2, 4, 8, 16, 64];

// 24 と 32 を添字 5 の箇所に追加(1)
arr.splice(5, 0, 24, 32);

// 確認(1)
console.log(arr);

// 添字 5 の要素を削除(2)
arr.splice(5, 1);

// 確認(2)
console.log(arr);

少し複雑なので解説します。

(1) に関しては、取り除く要素がないため、第2引数に 0 を指定しています。

第3引数以降は、追加する要素を指定しています。

(2) に関しては、取り除く要素の数として、第2引数に 1 を指定しています。

結果は以下の通りです。

配列の操作

最後に

いかがでしょうか。

色々試してみると面白いかと思います。

黙々とやっていきます。