前回は、要素を生成する方法について紹介しました。
今回は、フォーム部品を操作する方法を紹介していきます。
それでは、見ていきましょう。
フォーム部品を操作する
それでは、フォーム部品を操作していきます。
テキスト入力欄
テキスト入力欄を操作してみます。
サンプルを書いていきます。
まずは、HTML から。
<html lang="ja"> <head> <meta charset="utf-8"> <title>JavaScript サンプル</title> </head> <body> <input type="text" value="test"> <script src="js/sample.js"></script> </body> </html>
続いて、Javascript です。
const text = document.querySelector('input[type="text"]'); text.value = "test2";
結果は以下の通りです。
JavaScript からテキスト入力欄の値を test2 に変更しています。
次にテキストを全選択したい場合は、以下のようにしておきます。
const text = document.querySelector('input[type="text"]'); text.select();
結果は以下の通りです。
ちなみにテキストを入力できなくすることもできます。
const text = document.querySelector('input[type="text"]'); text.disabled = true;
結果は以下の通りです。
チェックボックス・ラジオボタン
チェックボックス・ラジオボタンを操作していきます。
サンプルを書きます(HTML)。
<html lang="ja"> <head> <meta charset="utf-8"> <title>JavaScript サンプル</title> </head> <body> <input type="radio" name="性別" value="男">男 <input type="radio" name="性別" value="女">女 <script src="js/sample.js"></script> </body> </html>
続いて、JavaScript です。
document.querySelectorAll('input[type="radio"]')[1].checked = true;
配列と同じような感じで 0 から数えて、添字を使ってアクセスしていきます。
結果は以下の通りです。
添字に 1 を指定しているので、2番目のラジオボタンがチェックされています。
ちなみにチェックボックスの場合は、type を checkbox とすれば、同じような処理が可能です。
ドロップダウンリスト
ドロップダウンリストを操作していきます。
サンプルを書いていきます(HTML)。
<html lang="ja"> <head> <meta charset="utf-8"> <title>JavaScript サンプル</title> </head> <body> <select> <option selected>日本</option> <option>アメリカ</option> <option>中国</option> </select> <script src="js/sample.js"></script> </body> </html>
続いて、JavaScript です。
document.querySelectorAll('select > option')[1].selected = true;
結果は以下の通りです。
今回も添字に 1 を指定したので、2番目のアメリカが選択されています。
最後に
いかがでしょうか。
このようにフォームの部品に関しても、JavaScript で操作できます。
コツコツやってきましょう。