IDLEの使い方

パソコン

前回は Python(パイソン)をインストールして自分のパソコンで使えるようにしました。

タイピング

Pythonの開発環境を用意する

2019年3月9日

今回は、公式サイトから Python をインストールしたときに付属でついてくる IDLE について紹介します。



IDLE とは

IDLE は Python の開発環境です。

簡単に言えば、高機能エディタのようにプログラムを入力するためのソフトウェアです。

Python は、インストールすると必要なものが色々付属しています。

つまり、すぐにプログラミングが始められるようになっているわけです。

IDLE の起動方法

公式サイトからインストールしたのであれば、Windows のスタートメニューにショートカットが追加されているはずです。

そこから起動しましょう。

すると下記のような画面が表示されるはずです。

IDLE

これで IDLE が使えるようになりました。

IDLE の使い方

ここでは IDLE の使い方について説明していきます。

対話モード

前回、Python をインストールしたときに、コマンドプロンプト上で Python を起動させて。

print('Hello World!')

というコマンドを試しに入力しました。

すると。

Hello World!

と画面に表示されたはずです。

これが、Python の対話モードです。

Python では、対話するように1行ずつプログラムを入力して、実行するということができるのです。

入力したプログラムをすぐに実行して結果を見ることができるので便利です。

エディタを使ったプログラミング

こちらの使い方がメインになるでしょう。

プログラムを入力してファイルとして保存して、まとめて実行する方法です。

IDLE のエディタを開く

まずは、ツールバーのメニューから File → New File をクリックします。

すると新規にエディタが開きます。

コードを入力する

IDLE

プログラムを入力します。

今回はお試しなんで、先程と同じもの。

print('Hello World!')

を入力します。

ファイルを保存する

入力したコードを保存するには、ツールバーのメニューから File → Save をクリックします。

今回は適当にデスクトップに保存しておきましょう。

ちなみに Python のファイルの拡張子は .py です。

プログラムを実行する

ファイルとして保存できたら、実行してみましょう。

ツールバーのメニューから Run → Run Module をクリックします。

すると下記のように実行結果が表示されます。

IDLE

最後に

いかがでしょうか。

開発環境まで付属しているのはありがたいですね。

慣れてきて欲が出てきたら他の開発環境を使ってみるのも良いかもしれません。