私が SE やっていたころにはなかったエディタなんですが。
Atom というテキストエディタが人気らしいので。
どんなものか使ってみました。
Atomの特徴
Atom はオープンソースのエディタです。
無料で使うことができます。
2015年頃から正式にリリースされ、プログラマーなどのエンジニアに絶大な支持を得ているみたいなので。
実際どんなものかインストールしてみました。
メモ帳ではダメなのか?
Windows には、標準のテキストエディタとしてメモ帳というものがあります。
ただテキストを入力するだけであれば、メモ帳を使ってもらっても問題ないのですが。
プログラミングで使うエディタとしては役不足です。
一番の問題点が文字コードなどの対応に弱い点です。
プログラムは Windows で開発して、実際使うのは Linux とか UNIX といったように。
環境が変わることが珍しくありません。
そのため、メモ帳だと役不足なのです。
Atomをインストールしよう
早速インストールしてみましょう。
Atom 公式サイト
https://atom.io/
まずはダウンロードからです。
実行ファイルをダウンロードしたら、インストールしましょう。
Atomを日本語化する
インストールしていて気付いたと思うのですが。
Atom のメニューの言語はデフォルトでは英語になっています。
パッケージという拡張機能をインストールすることで日本語化できます。
日本語化しましょう。
Atom を起動させ、メニューから。
File → Settings を選択します。
下の Install を選択。
右の画面の Search packages で japanese-menu と入力する。
そして Install をクリック。
他のサイトを見ているとこの方法で日本語化できるみたいなのですが。
なぜか、私の場合はエラーが出てできませんでした。
一応、私がパッケージを追加した方法も紹介します。
参考にどうぞ(自己責任でお願いします)。
Windows の場合、C:\Users\ユーザー名\.atom\packages にパッケージが格納されているそうなので。
直接 GitHub から zipファイル をダウンロードしました。
適当な場所に展開して、そのままパッケージ格納フォルダへ放り込みました(フォルダごと)。
私の場合は、この方法で日本語化されました。
使ってみてどうか
私が昔の人間だからかもしれないのですが。
個人的には少し高機能すぎる印象を持ちました。
開発環境に近いですね。
多分これに慣れると普通のエディタに戻れないくらい優秀だと思います。
あとはファイルエンコーディングが初期設定で UTF-8 になっているので。
今まで違うテキストエディタで日本語を入力していたものを開く場合。
文字化けしているかと思います。
Windows なら Shift JIS にすると文字化けが改善されるはずです。
ちなみに改行コードというものもあって。
一般的に Windows は、CRLF です。
UNIX / Linux / Mac は、LF です(昔の Mac は CR)。
最後に
いかがでしょうか。
プログラムの学習にこのエディタを推奨している方も多いので。
興味のある方は一度使ってみて下さい。