【コマンドプロンプト講座】ネットワーク関連 後編

タイピング

コマンドプロンプト講座です。

前回は、ipconfig や ping など、ネットワーク関連に関するコマンドを紹介しました。

【コマンドプロンプト講座】ネットワーク関連 前編

2019.01.09

今回は続編です。

それでは、見ていきましょう。



tracertコマンド

pingコマンド を試したときに、表示される TTL(Time To Live) という値があります。

この TTL は、TCP/IP ではネットワーク上での最大転送回数を示しています。

外部のルーターを経由するごとに数値が減っていき、0になったら期限切れになりましたと表示されます。

このときに tracertコマンド を使えば、どの付近に問題があるかがわかるというわけです。

例えば。

tracert google.co.jp

とすると自分がパソコンから google.co.jp へアクセスする経路を示してくれます。

同じルーターが何度も表示される

tracertコマンド の結果、同じルーターが何度も表示される場合。

こんなときはルーティングループが発生している可能性があります。

arpコマンド

arpコマンド を使えば、IPアドレスとMACアドレスの対応を一覧で表示してくれます。

arp に関しては、-aオプション を必ずつけます。

arp -a

ARPテーブルは、一定時間キャッシュとして保存されます。

家庭のシンプルなネットワークであれば、arp と ping を使って、ブリッジモードの無線LANルーターのIPアドレスを調べることができます。

netstatコマンド

netstatコマンドを使えば、ポートごとの通信状況が確認できます。

netstat -ab

と -abオプション を使うと待ち受けになっている接続と実行ファイル(プロセス名)もわかります。

ただし、管理者権限で実行しないと -bオプション(プロセス名を表示する) が使えないので注意しましょう。

普段からこのコマンドを使う習慣をつければ、怪しい通信を見つけやすくなるかと思います。

リダイレクトで結果を残すのも良いかもしれません。

ちなみに状態に表示されるのは主に以下の5種類があります。

LISTENING
待ち受け状態
ESTABLISHED
通信の確立
CLOSING
通信終了処理中
TIME_WAIT
タイムアウト待ち
CLOSED
通信終了

nslookupコマンド

nslookupコマンドは、DNSを利用して名前解決を実施するコマンドです。

ドメイン名からIPアドレスを調べたり、逆にIPアドレスからドメイン名を調べたりするときに使います。

nslookup ドメイン名(IPアドレス)

最後に

いかがでしょうか。

正直、どこまで調べるかなんですが。

普段から使い慣れているとトラブルに遭遇したときに違和感を発見しやすいかと思います。