※この記事は「2021年6月21日」に更新しました。
前回は、演算子について、語りました。
今回は、配列についてです。
配列について
それでは、PHP の配列について、紹介していきます。
配列とは
以前の記事で、変数はデータを入れる格納庫のようなものと説明しました。
配列は、その格納庫が並んでいて、複数のデータを入れることができるようなものです。
大量のデータを扱いときに便利なので、詳しく見ていきましょう。
配列の宣言
配列の宣言は、以下の通りです。
$配列名[キー] = 値;
キーというのは、配列にアクセスするための番号のようなものと思ってください。
例えば、このように書きます。
$a[0] = 100; $a[1] = 200; $a[2] = 150; $a[3] = 50;
array関数の使い方
配列の初期化は、array関数を使うと便利です。
先程、紹介した配列の初期化は以下のようにも表現できます。
$a = array(100,200,150,50);
このようにすれば、キーが自動的に0~3まで割り当てられ、値が代入されていきます。
連想配列について
先程の配列の例では、キーが数字でした。
このキーには、文字列を使うこともできます。
$web_data[title] = 'パソコンとタブレットを使いこなせ'; $web_data[web] = 'use-computer.net'; $web_data[contents] = 119;
他のプログラミング言語に慣れている方だと奇妙に感じるかもしれませんが、このような使い方が PHP はできます。
こういった配列を連想配列と言います。
print_r関数の使い方
print_r関数を使うと引数に渡された配列の全要素(※)を出力してくれます。
<?php $web_data[title] = 'パソコンとタブレットを使いこなせ'; $web_data[web] = 'use-computer.net'; $web_data[contents] = 119; echo '<pre>'; print_r($web_data); echo '</pre>'; ?>
※要素というのは配列に格納されているデータのことです。
多次元配列について
多次元配列というものもあります。
$a = [ ['ハスラー', 660, '軽自動車' ], ['TW', 225, '中型バイク'], ['bB', 1500, '普通自動車'] ];
配列の各要素にさらに配列が格納されているものです。
最後に
いかがでしょうか。
今回は、配列について学びました。
連想配列という考え方と複数の値を入れることができるということを理解しておけば良いのではないかと思います。
次回は、制御構造についてです。
マイペースでやっていますが、何かのお役に立てれば幸いです。