※この記事は「2021年4月14日」に更新しました。
コマンドプロンプト講座です。
今更、コマンドプロンプトなんてと思わずに使っていなかった方は、是非お試しください。
使いこなせば、まだまだ便利です。
起動や終了などの基本操作については、下記記事で紹介しました。
今回は、第1回目ということで、ディレクトリの表示と移動について、紹介します。
cdコマンド
cdコマンド は、ディレクトリを移動するときに使います。
正式名称は、chdirコマンド です。
現在、自分がいるディレクトリのことをカレントディレクトリと言います。
cdコマンドを使えば、移動してカレントディレクトリを変更することができるのです。
例えば、下記を実行します。
cd ..
すると、一つ上の階層に移動します。
.. というのは、相対的に一つ上という意味です。
カレントディレクトリに Owner というフォルダがあったとすると。
cd Owner
このように相対パスで入力し実行すれば、Owner へ移動できます。
cd C:\Users\Owner
このように、ルートディレクトリからフルパスで指定することももちろんできます。
dirコマンド
dirコマンド は、サブディレクトリやファイルを一覧表示するコマンドです。
どんなフォルダやファイルがあるか確認するときに使えます。
dir
大抵は、オプション指定なしで実行すれば、事足りることがほとんどだと思います。
treeコマンド
treeコマンド は、ディレクトリの構造を一覧表示できます。
tree /f
このようにオプション指定すると各ディレクトリ内のファイル名も表示されます。
最後に
いかがでしょうか。
本当に基本中の基本ですが、これが使えないと CUI環境は使えないです。
Windows には、エクスプローラというファイルにアクセスするための便利なソフトがあります。
今回のコマンド操作といっしょに比較してもらうとわかりやすいかと思います。
次回は、ネットワーク関連 前編 です。
コマンド操作に慣れていきましょう。